不動産売買 売買コンサルティング

絹山不動産

Tips
不動産の購入をお考えの方へ 豆知識

耐震補強の工事費用はどのくらいなのでしょうか?

中古戸建てを購入する際に旧耐震の物だと耐震補強工事が必要となるケースがあると聞きますが、どのくらい費用が掛かるのでしょう…

不動産アドバイザーより

耐震工事にかかる工事費用は、補強箇所や補強内容などによってかなりの差があります。
一般的には、少ない費用で最大の効果が出る補強工事が理想です。
木耐協(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)が実際に行った耐震補強の工事費用(下図左グラフ)とアンケート調査(下図右グラフ)による希望費用を紹介します。

※下記グラフをを参照ください。

約120万円程度の補強ですと、壁の補強が2~3箇所、壁の補強に伴うホールダウン金物の設置が4~6箇所、外付けホールダウン金物の設置が4~5箇所、基礎のひび割れの補修程度が最も多い補強ケースです。しかし、補強プランというものはパッケージ化できるようなものでなく、1棟1棟検証が必要です。
また、耐震補強工事はリフォームを行う際に同時に実施するのが効率的です。
耐震補強工事の費用は、リフォームと同時に補強を行うことでそのコストを抑えることができます。いつくるかわからない地震だけに費用をかけるのは難しくとも、リフォームと同時に耐震補強をするのが合理的だと思われます。

ギャラリー

※ギャラリーは画像をクリックすると拡大表示されます